酸化防止剤の役割と効果とは?体に悪いのかどうかも解説

酸化防止剤という方を一度は耳にした方も多いのではないでしょうか。
しかし、どのような理由で使われて、体にどのような影響があるかなど、細かいことまで知っている人は多くないことでしょう。
そこで、今回は酸化防止剤の役割や危険性があるかどうかについて解説します。

□酸化防止剤の役割と効果とは?

食品は腐敗によって劣化します。
この腐敗の原因の1つとして空気による酸化があります。
酸化による劣化を防ぐために酸化防止剤は使われています。

*酸化防止剤の役割とは

1.油脂類の参加による風味や色の劣化を抑制する

サラダ油やオリーブオイルなどの油脂類は酸化し、それを防止するために酸化防止剤が使われています。

2.漬物や果実加工品の変色を抑制する

ドライフルーツやジャム、缶詰などの事を果実加工品と言います。
漬物や果実加工品が酸化し、それを防ぐために酸化防止剤が使われています。

3.体に有害となる物質の生成を抑制する

酸化により有害な物質を生成する可能性もあります。
例えば、有害物質であるトランス脂肪酸は油の酸化により増えます。

*酸化防止剤の効果とは

酸化防止剤の効果は主に2つあります。

1.酸化防止

酸化防止剤は、食品の代わりに酸化防止剤が先に酸化しれくれます。

2.殺菌

実は殺菌効果もあります。
殺菌は菌を殺すという効果以外に消臭などの効果もあります。

□酸化防止剤は体に悪いの?

酸化剤は食品添加物の1種です。
食品添加物は日本では、食品添加物規定が定められており、食品への食品添加物への最大含有量が決まっています。
この範囲までなら、酸化防止剤が含まれている食品を食べたとしても、直ちに人体に悪影響を及ぼすことはないと考えられています。

しかし、喘息やアレルギー持ちの方は、酸化防止剤により発作等を引き起こす可能性があるため、注意する必要があります。
また、食品添加物自体、ここ数十年で使われるようになったものであるため、長期間利用した場合の影響はまだ分かっていません。
ハッキリ言えることは、食品添加物は摂取しすぎない方が良いということです。

□まとめ

本記事では、酸化防止剤の役割と危険があるかどうかについて解説しました。
酸化防止剤は、食品の酸化による劣化を抑制するために使われています。
また、酸化防止剤は使っても安全とされてはいますが、摂取のし過ぎには注意しましょう。

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